空間に「艶」を添える、三つ山のカーテン。
今回ご紹介するのは、スーツと同じく、空間の「品格」を司る重要な要素。窓辺を飾る「カーテン」です。

窓を隠すものではなく、一柱のオブジェとして
一般的なジムにおいて、カーテンは単に外光を遮るための実用品に過ぎません。しかし、AKILOUNGEにおいて、それは空間を彩る装飾品であり、一つのオブジェです。
壁紙だけで構成された部屋は、どこか無機質で寂しさを感じさせます。そこに、光沢のある上質な布地が加わることで、空間は一気に「ドレッシー」な表情へと変わります。
特にこだわったのは、上部の折り目である「タック」の数です。通常は二つ山が一般的ですが、AKILOUNGEではあえて「三つ山」を採用しました。このひと手間が生み出す深いドレープが、空間に重厚感とエレガンスをもたらすのです。


10年の経験が導き出した「エメラルドグリーン×ブラック」
このカーテンの色は、私たちのコーポレートカラーであるエメラルドグリーンとブラックで構成されています。
実は、最初からこの色だったわけではありません。以前はレッドを基調としていた時期もありました。しかし、10年に及ぶ私の経験と、多くのお客様との対話を経て、最終的に辿り着いたのがこのカラーです。
この色合いは、「大人の落ち着き」を象徴しています。派手すぎず、しかし確かな存在感を放つエメラルドグリーン。それを引き締めるブラック。この組み合わせこそが、今のAKILOUNGEが目指す「洗練された静謐さ」に最もマッチすると確信しました。
細部に宿る「オールドブリティッシュ」の血統
カーテン本体の質感にも妥協はありません。シルクのような光沢を持つオーダーメイドの生地は、トレーニングエリアに置かれていてもなお、気高いオブジェとしての役割を果たします。
さらに、その細部を支えるパーツにも私のエゴを詰め込みました。
カーテンレール: 私の愛する「オールドブリティッシュ」の重厚なイメージを再現。
ロープタッセル: カーテンを束ねるタッセルには、英国の高級ブランド「ブリティッシュトリミングス」を採用しました。
これらは単なる既製品ではなく、生地メーカーに依頼して特別に設えてもらったものです。

視覚から「整う」ための設計
なぜ、ジムのカーテンにここまでこだわるのか。
それは、ここがビジネスリーダーたちの「ピット」だからです。 トレーニングの合間にふと目を向けた先に、無機質なブラインドがあるのか、それとも計算し尽くされた光沢を放つ三つ山のカーテンがあるのか。その視覚的な情報の質が、あなたの精神的なリカバリーに大きな影響を与えると信じています。
無駄のないサイズ、完璧なタック、そして10年の重みを持つカラー。 この空間を構成するすべての糸が、あなたの「最高の状態」を支えるために編み上げられています。
ぜひ、このドレッシーな空間に身を置き、五感でコンディショニングを感じてください。