記憶は香りで刻まれる。フィレンツェ発「ドットール・ヴラニエス」を選ぶ理由
人は空間を、まず香りで記憶します。
視覚より前に、嗅覚が「ここはどんな場所か」を判断する。それを知ってから、私は空間づくりにおいて「香り」を、インテリアと同等の優先度で考えるようになりました。

AKILOUNGEで現在使用しているのは、イタリア・フィレンツェ発のフレグランスブランド「ドットール・ヴラニエス」。この香りとの出会いは、ジムのオープン時に親しい知人からいただいた祝いの品でした。

当時、福岡でこのブランドを扱う店舗は片手で数えるほど。希少さよりもその香りの深さ——複雑に絡み合う芳香の層の豊かさに惚れ込み、気づけば「もっと多くの方に知ってほしい」という思いから、一時期は正規取扱店として販売を行うまでになっていました。
嗅覚を通じた体験は、記憶と感情に直接作用します。トレーニングで研ぎ澄まされた感覚の中に、この香りが混じり合うとき——それがAKILOUNGEの「記憶の刻印」になる。オープン当初から変わらない、この場所のシグネチャーです。
